予測分析 & 再トレーニング
お客様の海上リスク管理能力を
強化するためのツールを

概要

RightShip Qiプラットフォームは、利用顧客が海上リスクをより優れたかたちで管理できるようにするために、経験から学習して将来の行動を予測する技術である「予測分析」を活用しています。

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Qiの予測モデルでは、刻々と変化する膨大な量のデータが先進的なアルゴリズムにより分析され、従来のテクノロジーでは量的にも、またその多様性や流動性・変動性においても、規模があまりにも大きくて分析できなかったようなデータセットから傾向を見出すことにより、結論を導き出しています。

RightShipは50を超えるデータソースからリアルタイムのデータを取得しており、そのデータにクリーニングとマスタリングを施したうえで重複データを除去して、弊社の「ゴールデン・レコード」を作成しています。このゴールデン・レコードこそが、特定の船舶において今後12ヵ月のうちにインシデントが発生する見込みを予測するのです。

Qi上で導き出される船舶の予測リスク・レーティングは、最大9項目の主要リスクファクターを判断材料としています。これらのリスクファクターは、個々の状況下で、その都度独特なかたちで相関性を持っているものです。そして、その中から最大で6つの最も重大なリスクファクター(法規制リスク、事故リスク、PSC指標、造船業者リスク、サイズ、船齢、船種、DOC(適合証書) ・PSC指標、一貫性リスクから選出)が、予測モデルからは独立した4つの調整ファクター(監査、船級、業種・産業、またはRightShipドライバルク船検査)と合わせて、その船舶のレーティングで検討・提示されることとなります。

RightShip Qiの予測モデルは、2つの著名な機関による独立した検証作業により、意図通りに機能していることが確認されています。

また、弊社では、システムによる予測を実世界における結果と継続的に突き合わせて検証しています。2017年にベッティングを実施した船舶のインシデント発生率を確認したところ、2017年1月1日に星1つのレーティングだった船舶の8.5%が何らかのインシデントに見舞われた一方で、星5つのレーティングを受けた船舶のインシデント発生率は1%でした。また同様に、星1つの船舶は1,000隻に45隻の割合でPSCによる拘留措置を受けたのに対して、星5つの船舶ではこの数字は1,000隻中わずか2隻でした。さらに、星1つの船舶は検船1回につき6.5件の欠陥が特定されましたが、星5つの船舶では検船1回あたりの欠陥数は1.4件でした。

Click here to view our interactive graph that shows incidents on vetted vessels in 2017, and see the detention & deficiency data below.

RightShip Qiの再トレーニング

すべての予測モデルがそうであるように、RightShip Qiもある程度の頻度で「Retrain <再トレーニング>」と呼ばれる調整が入れられます。

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再トレーニングは通常のプロセスであり、元のモデルにある望ましい機能は維持しつつ、実稼働環境での使用中に特定されたパフォーマンスの向上や不十分だった点の補修・矯正に役立つ作業です。

一般的に、再トレーニングは4ヵ月から6ヵ月に1度、予測モデルが前回のトレーニング以降の入力データの変化に適応する必要が生じてきたときに行われます。これにより、予測モデルが最新のものであり、その時点でのフリートに関連する情報を正確に反映したものであることが徹底されています。

RightShipのフォーカスはぶれることなく、あくまでも海上の安全水準の改善を目指すことにあり、Qiは12ヵ月以内にインシデントに見舞われる可能性が高い船舶を特定する作業において、ますますその効力を発揮しています。予測モデルの再トレーニングはこうしたQiの性能向上に貢献していますが、再トレーニングの実践的な意味での影響・効果は、星付けのわずかな変動(上下いずれの可能性も有り)というかたちで現れます。しかしながら、大部分の星付けは、再トレーニング後も変動することなく維持されます。

以下のアニメーション動画は、再トレーニグ・プロセスの概要を説明したものです。再トレーニングや、それに伴うご利用・ご所有の船舶のレーティングの変化についてご質問等ございましたら、vetting@rightship.comまでお問い合わせください。